ご利用は計画的に！

こんにちは。日本住宅 野口です。
今回のブログは、前回のファイナンシャルプランナーとは の続きです。

お客様より具体的なライフプランの相談を頂いたのですが家計の収支を見させて頂いてビックリです。すでに多重債務の入口なのです。相談に来るのがもう少し遅かったら自宅も手放さないといけなかったかもしれません。

昨今では、クレジットカードも簡単に作れてしまいますし、欲しいものはなんでもローンで買えてしまうので借金をしているという感覚がどうしても希薄になってしまいます。

このようなケースでまず大切なのは借り入れ内容の確認からです。現在の借り入れ残高がいくらで、あと何年返済しないといけないのか、金利は何%なのかを把握する事がとても重要です。

誰がみても内容がわかるように表を作ってみるのも良いでしょう。お客さんによっては自分にどれだけの借金があるかさえ把握ができていない人もいます。なかでも特に重要なのが金利です。もし借入金が少なかったたとしても金利が高ければそれは多額の借金をしているのと同じ事になってしまいます。以前の消費者金融の問題が悪い例です。返しても返してもなかなか借金が減りません。

借り入れ内容を把握できたのであれば、次は返済計画をたてます。返済計画を立てる際のポイントは一点に返済を集中することです。まず借り入れ残高の少ないローンに的を絞って下さい。同じような残高のローンが複数有るようであれば金利が高いものを優先です。ローン残高が多くても金利が低いローン(住宅ローンなど)は特にそのままで大丈夫です。

少しお金があまったからといってもムダ遣いをせずこれを根気強く続けていくと１つ目のローンが完済できます。ここまでくるとゴールがかなり近づいてきます。１つ目のローンを完済して浮いてきたキャッシュフロー(お金)を2つ目のローンに集中して返済をしていきます。こうすることで借金の返済が飛躍的にスピードアップしてきます。

ようするに、ご利用は計画的に！